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かもめ書店

ぬるい眠り

江國香織

消費税込みで737(在庫あり)
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9つのお話からなる短編集。表題作が良い。固定電話なんて久しく使ってないけど、ケータイとかスマホじゃなくて、受話器の向こうに恋人の気配が感じられるのが良いという感覚はわかるような気がする…知らない人の葬儀に参列する「清水夫妻」の話も印象に残りました。

出版社からの情報


半年間同棲していた耕介と別れても、雛子は冷静でいられるはずだった。だが、高校生のトオルとつきあっていても、耕介への想いはじわじわと膨らんでゆく。雛子は、大学四年の夏、かけがえのない恋を葬った(表題作)。新聞の死亡欄を見て、見知らぬ人の葬式に参列する風変わりな夫妻を描く佳編、『きらきらひかる』の十年後を綴る好編など全九編。著者の魅力を凝縮した贅沢なオリジナル短編集。

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