かもめ書店

水車小屋のネネ
津村記久子
消費税込みで
1800
円
(在庫あり)
40年も誰かの善意の話を読まされて、なぜか飽きなかった。その不思議さがずっと尾を引いていて、本を閉じてもまだ何かが指の間に残っているような、そういう体験だった。ネネが「からっぽ!」と石臼を覗き込むたび、その鳥が町ぜんぶの呼吸を測っているように思える。読む側の姿勢も、少しずつ変わっていく。長い夜を過ごす誰かに、そっと渡したい、そういう一冊です。

書評
自分とは違う人生を味わう—— 「水車小屋のネネ」から優しさをもらう
出版社からの情報
誰かに親切にしなきゃ、
人生は長く退屈なものですよ
18歳と8歳の姉妹がたどり着いた町で出会った、しゃべる鳥〈ネネ〉
ネネに見守られ、変転してゆくいくつもの人生――
助け合い支え合う人々の
40年を描く長編小説
毎日新聞夕刊で話題となった連載小説、待望の書籍化!